最近読んだ本
堕落する高級ブランド
この本によると、ラグジュアリーブランンドでも90年代の商品と近年の商品ではクオリティが全く違うそうです。
今の商品は昔の商品と比べてランクの下がる生地や素材を使っているとか!?
経済状況や人々の価値の変化により価格は下がっているようです。
セレクトショップのオリジナルの商品の価格も下がっているような?
10年前のセレクトショップの商品と比べるとそんな気がしてなりません。
以前、私が販売員をやっていた頃、90歳近いおばあさまがお嬢様と一緒に来店された時がありました。
目を引くお召し物だったのでおばあさまに『素敵なお洋服ですね』と言ったら、その服はもう50年ぐらい前にパリで購入したセリーヌのものだとおっしゃっていました。もうヴィンテージ?!
気に入ったものをきちんとメンテナンスをして長く着る。そのスタイルが、その世代の女性を象徴しているなと感じました。また、そこまで気に入ったものに出会えるのも羨ましく思います。
私は気に入ったものはながく着ていて、10年越しで着ているワンピースなんかもありますが50年はまだまだ(年齢こそ違いますが…)
この時代、ながく愛用できる製品に出会えるのかな…。